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腹膜透析による透析治療

ARTAS植毛

腹膜透析は、専用の機械ではなくご自分の腹膜を使用して血液を浄化させる方法です。

腹膜透析とは

腹膜とは、胃や腸などの臓器を覆っている薄い膜のことをいいますが、透析膜として使用することで血液を浄化することが可能です。ただし、手術などで専用のカテーテルを体内に設置させる必要があるため、衛生面等のケアが必要になります。
腹膜透析は、赤ちゃんから大人までほとんどの方が行える治療法で、世界で約10万人の方が受けているとされています。(腹腔内の感染や、横隔膜に穴があいている場合には行えません)
日本国内ですと約1万人の方が腹膜透析を行っていますが、透析治療を行っている方全体の約5%未満となります。ヨーロッパの多くの国では透析患者さまの1〜2割の方が腹膜透析治療を選択しています。

腹膜透析の方法

方法は2種類あり、生活スタイルや医学的な必要性を考慮して、患者様にあった透析の方法を決定します。

  1. 寝ている間に機械を使って自動的に行う方法(Automated Peritoneal Dialysis:略称APD)
  2. 日中に数回透析液を交換する方法(Continuous Ambulatory Peritoneal Dialysis:略称CAPD)

腹膜透析の仕組み

腹膜透析では、腹腔内(おなかの中)に透析液を注入し一定時間貯留している間に血液中の尿毒素や塩分・水分が腹膜を介して透析液に移動します。その後透析液を体外に取り出すことで血液浄化を行います。

腹膜透析の方法
  • 自宅や職場などで治療が可能
  • 毎日時間をかけて透析を行うため、体への負担が少ない
  • 通院は月1~2回程度
  • 個人差はありますが、透析導入後でも残っている腎臓を長持ちさせることができる

腹膜透析と血液透析の比較

血液透析腹膜透析
腎機能悪いまま(貧血・骨代謝異常・アミロイド沈着・動脈硬化・低栄養などの問題は十分な解決ができない)
必要な薬剤慢性腎不全の諸問題に対する薬剤(貧血・骨代謝異常・高血圧など)
生命予後腎移植に比べて悪い
心筋梗塞・心不全・脳梗塞の合併多い
生活の制約多い
週3回、1日4時間程度の通院治療
やや多い
透析液交換・装置のセットアップの手間
社会復帰率低い低い
食事・飲水の制限多い
(蛋白、水・塩分・カリウム・リン)
やや多い
(水・塩分・リン)
手術の内容バスキュラーアクセス(シャント)
(小手術・局所麻酔)
腹膜透析カテーテル挿入
(中規模手術)
抗凝固剤を使用する必須なし
通院回数週に3回月に1〜2回程度
旅行・出張制限あり(通院透析施設の確保)制限あり(透析液・装置の準備)
スポーツ自由腹圧がかからないように
妊娠・出産困難を伴う
感染の注意必要やや必要
入浴透析後はシャワーが望ましい腹膜カテーテルの保護必要
その他のメリット医学的ケアが常に提供される、もっとも日本で実績のある治療法血液透析に比べて自由度が高い
その他のデメリットバスキュラーアクセスの問題(閉塞・感染・出血・穿刺痛・ブラッドアクセス作成困難)
除水による血圧低下
腹部症状(腹が張る等)
カテーテル感染・異常腹膜炎の可能性
蛋白の透析液への喪失
腹膜の透析幕としての寿命がある(10年位)

よくある質問

Q.現在、通院している病院では血液透析しか行っていないのですが、湘南内科クリニック六本木院で腹膜透析を始めることはできますか?
A.当院では腹膜透析の導入(カテーテル留置)は行っておりません。導入が必要な方は、基幹病院にご紹介をいたします。外来通院が可能になりましたら、当院で診療を続けて受けていただくことができます。
Q.透析治療はなぜ行う必要があるのですか?
A.腎臓は1秒の休みもなく働き、1分間に約1mlの尿を作り出します。これを腎臓の中でおよそ100倍に濃縮して、尿として排出します。(1日に約1000〜2000cc)
腎臓の働きが10〜15%ほどあれば、日常生活に支障はありませんが、腎臓がこの働きが行えなくなった場合に透析治療を行う必要があります。
Q.腹膜透析を始めたいのですが、事前準備はありますか?
A.腹膜透析を始める場合、お腹の中に透析液を入れるため「透析カテーテル」を挿入する手術を行います。実際に腹膜透析を行うまでに、カテーテルを入れてから2〜4週間必要となりますので、事前の手術が必要となります。
(当院ではカテーテル挿入術を行なっておりません。適切な医療機関をご紹介しております。)
Q.腹膜透析を行う上での食生活について
A.透析患者さまは食事制限が強いため、栄養状態が悪く十分な抵抗力がない傾向にあります。しっかりと食べてよく運動し、十分に透析を行うことが大切です。血液透析に比べて腹膜透析は、水分やカリウムなどの食事制限も緩やかになります。心臓や血管にも優しい治療とされています。
Q.腹膜透析を行うメリットは何ですか?
A.腹膜透析(CAPD)では、血液が流れる回路に血液を固まりにくくするヘパリン等の抗凝固剤を使用しません。 血液透析では、出血の危険性がありますが、腹膜透析ではその危険性がありません。
また、病院へ通う頻度が大幅に少なくなりますので、社会生活を営む上で有利になります。

腹膜透析が適応と考えられる方

  • 尿は十分出ているが、腎不全透析療法を行わなければならない方
  • 血液透析のための通院が困難な方
  • 5年以内に腎移植の予定がある若年の方
  • 医学的な理由で血液透析が困難な方

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